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はじめに 本書は,8086 アセンブラのプログラミングをするにあたり必要なハードウェアの知識や, プログラミングの考え方をわかりやすく解説しました. アセンブラについて予備知識のない人でも, 抵抗なく読み進められるように多くの図と例題プログラムを用いました. アセンブラプログラミングの上達には,演習と実習を繰り返すことが重要です.本書では,最初から例題や演習問題を,身近にあるパーソナルコンピュータのWindows またはMS-DOS上で実行できるよう構成しました. マイクロプロセッサが開発されて30 年ほど経過し,現在は8086 を源とするPentium が広く使われています.高機能で高速なマイクロプロセッサによって,プログラムの開発技法も大きく変わり,C++やJAVA などオブジェクト指向の言語が広く使われるようになってきました.しかし,高速なプログラム実行が必要な場合や, コンピュータ周辺装置のドライバプログラムの開発には,現在でもアセンブラによるプログラミングが要求されます. 筆者らは, 教育現場でコンピュータのハードウェアとソフトウェアの教育を行ってきました.その経験から, コンピュータの本質を理解するには,ハードウェアとソフトウェアの問に位置するアセンブラによってプログラムを記述することが,最も効果的であると考えるようになりました. 8086 アセンブラを取り扱った本は数多く出版されてきましたが,本書は多くの図や例題, 演習を通して, 読者が独習できるよう構成したつもりです.本書がアセンブラを学ぼうとする読者の一助になることを願っています. 本書の執筆に当たっては, 参考文献として掲げた多くの著書, 文献を参照しました. これらの著者の方々に感謝すると共に, 執筆の機会を与え,さらに辛抱強く原稿を校正いただいた技術評論社の皆様に感謝します. 2002 年2 月
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