ロバート・マクファーランとジャッキー・モリスの『鳥の本』がウェインライト年間本に選出される
ロバート・マクファーランとジャッキー・モリスが共同で執筆・作画した『鳥の本』が、ウェインライト年間本に選出された。この本は、英国で減少または絶滅危惧種となっている49種の鳥を紹介する図鑑で、マクファーランとモリスの前作『失われた言葉』に続く作品である。
『鳥の本』は、ロバート・マクファーランとジャッキー・モリスが共同で執筆・作画した図鑑で、英国で減少または絶滅危惧種となっている49種の鳥を紹介している。この本は、伝統的なフィールドガイドの「変化」を示し、アボシエットからイエローハマーまでの鳥の精神性と詩的な美しさを表現している。
マクファーランは、50年前に北米では30億羽、ヨーロッパでは6億羽の鳥が減少したと語り、この現状を「激しい損失」と表現した。彼は、この本を通じて鳥たちを再び注目を集め、その消失を警告したいと考えている。
マクファーランとモリスは、前作『失われた言葉』で、オックスフォードジュニア辞典から削除された自然に関連する単語を再び取り戻すことを目的とした。この本は2018年のウェインライト賞にノミネートされ、翌年マクファーランは『Underland』で同賞を受賞した。
ウェインライト賞は、英国で出版された自然と環境保護に関する優れた作品を表彰する賞で、2013年にフレイザー・リンカーンとアルフレッド・ウェインライト財団によって設立された。今年の年間本は『鳥の本』と、トーマス・ハリデーとガヴィン・スコットの『Otherlands: An Illustrated Journey Through Earth’s Lost Worlds』が受賞した。
また、他の部門の受賞者は、ルク・バーリーの『Ancient: Reviving the Woods That Made Britain』(自然ライティング)、カール・フリンの『The Savage Landscape』(環境保護ライティング)、カリール・レウィスの『The Danger of Small Things』(児童小説)、アニー・ブッカーの『The Great Bear』(絵本)がそれぞれ受賞した。各部門の受賞者は500ポンド、年間本の受賞者はさらに2500ポンドを獲得する。
ウェインライト賞のディレクターであるアラスティア・ギルズ氏は、「環境と社会的な課題が増える中、自然とのつながりを深めるために言葉を使う作家たちの取り組みは、励みになる」と語った。